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2007年4月27日 (金)

イスラム女性のストレス

「主人在宅ストレス症候群」という病気をご存知だろうか。定年後など、ご亭主が自宅に毎日ゴロゴロしていると、奥さんにストレスがたまり、胃腸や循環器等に異常をきたすという症状である。この病気を発見した医学博士、黒川順夫先生にお会いしたとき、「今度、アルジャジーラが取材にくるというんですよ」と仰っていた。中東にもやはり同じような症状で悩む女性がいるということだろう。

アルジャジーラといえば中東のお金持ち国、カタールのドーハに本社がある衛星テレビ局で、アルカイダやイラク戦争の報道などで日本でもすでにおなじみだ。
さて、悩める女性に話を戻そう。一夫多妻のイスラム社会において、ヴェールをまとったご婦人の姿は、常に抑圧され忍従するイメージがつきまとう。しかし、実際の姿はどうだろう。テレビの映像や新聞写真で強調される「イスラム女性らしさ」は、「らしくない部分」をカットしただけの断片情報ではないのか。高校世界史の先生である金岡新さんがネット上に公開されている「世界史講義録」にこんなくだりがある。 

エジプトには女性専用のストリップ劇場があるらしい。中では男性ストリッパーが演技をするわけです。で、彼女はそこへ勉強のためにいってみた。こういうときにヴェールはよいのです。ストリップ劇場にはいるところを見られたら恥ずかしいはずですが、ヴェールをかぶっているから誰かわからない。だから、全然恥ずかしくない。
 中にはいると女性だけだから、みんなヴェールをはずす。すると素顔は結構化粧をしているんだって。ガウンみたいな黒い服も脱ぐと下には、やはりきれいな服を身につけている。みんなパワー炸裂でぎゃーぎゃー騒ぎながら楽しんで、また、素知らぬ顔でヴェールをまとって家路につく、ということらしい。

やはり、普通の女性なのです。このグローバルな時代に、イスラムの女性だけがひたすら忍従でき、どんなストレスにも耐えられる強靭さがあるとは思えない。やはり発散もしたいし、不満も大いに感じることだろう。

黒川先生は言う。「女性は話を聞いてもらうだけで満足するんです。よく話を聞いてあげることが大事です」。

奥さんの話をろくに聞かず、自分の考えばかりを押し付けている横暴で鈍感なご主人、早く気がつかないと、大変なことになりますぞ・・・。

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コメント

今日のお話びっくりしました。
さすが元ブンヤ様です。文章の切れ味、展開、、、
感激しました。ブログでこんな文章が読めるなんて得した気分です。さっそく実行。
これから嫁ハンの話をじっくり聞きます。バツイチですから、もうこれ以上、、、、、
おっと
わがブログとリンクして良いですか

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