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2007年9月13日 (木)

安倍首相、難病と批判と重圧に苦しむ日々

あまりにも唐突な安倍首相の辞意表明に誰もが驚いた。無責任だ。敵前逃亡だ。職を賭すとはこんなことか。さまざまな非難の矢が放たれた。

それを覚悟のうえで、決断した首相のことをもうとやかく言いたくない。優しいが、甘かった。誠実だが、弱かった。それだけだ。

ただ、総理大臣という重責と孤独のなかで、さまざまな批判にさらされながら、難病と闘い続けた壮絶な日々がいかばかりだったか、という思いは消えない。

かねてから、安倍首相の健康状態を問題視していた評論家、立花隆氏によると、安倍首相には潰瘍性大腸炎の持病があるという。これは厚労省指定特定疾患の難病である。
大腸の粘膜に炎症が起こり、びらんや潰瘍ができる。炎症は通常、肛門に近い直腸から始まり、その後、奥の結腸に向かって拡がっていくと考えられる。

腸に起こる炎症のため、下痢や粘血便、発熱や体重減少などの症状があらわれる。病状は、おさまったり、悪化したりを繰り返すことが多い。原因は不明だ。

安倍首相はその症状をおさえるためステロイド剤を常時服用しているという。

ステロイド剤の副作用には「皮膚萎縮」「萎縮性皮膚腺条」(老人性の皮膚のシワ)「乾皮症」などがあり、立花氏はその症状が52歳にしては「老い」の感じられる安倍首相の顔に現れているとみる。

安倍首相が拉致問題で、すい星のごとく政界の表舞台に出現したときの、あの生き生きした表情、発言との落差は健康状態の悪化と無関係ではないのかもしれない。

与謝野官房長官は「8月下旬のアジア歴訪から健康状態は大変厳しいものがあった」と語った。

インドなどを歴訪したさい体調を大きく崩し、帰国後は官邸や公邸に医師が常駐、点滴を続けた。食事もおかゆ程度で、体はしだいに痩せていった。

そして、シドニーのAPECに出席、海上自衛隊の海洋給油活動に対する世界の評価や期待をあらためて感じ、それはそのまま大きなプレッシャーとなって、テロ特措法延長のため職を賭すとまで思いつめるようになった。

国内では閣僚の相次ぐ不祥事への批判を浴び、苦悩し、心身ともにボロボロになった。その状態で世界から大きな期待が寄せられたことは、よけいに彼を重責と孤独の地獄に陥れたかもしれない。もう、耐え切れるだけの力は残っていなかった。

父、安倍晋太郎氏はすい臓がんのため志半ばでこの世を去った。人が好く、ワキが甘い点でもよく似た親子だが、政治生命を脅かす病魔までも・・・。

いや、やめておこう。「悲運の政治家」などというのは。政治にセンチメンタリズムは禁物である。

安倍首相が国会で所信表明までしておきながら、その職を放り出し、政治の空白をつくってしまったことは、一国の宰相としてどんな弁明も通用しないのだから。

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