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2007年10月 1日 (月)

大化けするか?後藤田正純

あごのしゃくれたあの粘っこい津島雄二会長に退会届を出して、派閥を飛び出したらしい。衆院議員、後藤田正純氏は女優の水野真紀と結婚して顔を知られたが、けっこう威勢もいいようだ。

それにしても、自民党津島派といえば大派閥。かつて日本のドンといわれた笹川良一の息子でありながら、報ステの古舘伊知郎に「私は母子家庭で育った」と反撃を食らわした笹川尭氏ら、ツワモノぞろいのなかから、よくぞ脱出したもんだ。

甘いマスクのこの男、大叔父である今はなき政界のご意見番、後藤田正晴氏の薫陶を受けていることもあり、なかなかどうして吐き出す言葉も歯切れがいい。元祖“きれいなおねえさん”をもメロメロにしただけのことはある。

参院選で大敗しても退陣しない安倍首相に「美しい国であるなら美しい責任の取り方があるのではないか」と苦言を呈し、総裁選後のテレビ番組では「小泉さんは思想なく郵政だけ、安倍さんと麻生さんは古い国家主義、福田さんは国民主義」と言い放った。

代議士になって七年。38歳といえば政治家としてはまだまだ「ひょっこ」とみられるかもしれないが、ジワジワ存在感を増していることは間違いない。

要するにこれで彼は無派閥になり、さて今後どうするのか。

「外交はこう、内政はこうだと一致できるグループをつくり、党内の再編をしたい。民主党では中道左派が結束し、我々は中道右派かも、そうしたら四極になる」

ということだが、心配なのは考えがはっきりしていてブレないだけ、頑固である点だ。まず、北朝鮮への経済制裁に反対している国会議員の1人である。一度その論拠をじっくり聞いてみたいものだが、当然ながら批判のマトにされやすいだろう。

郵政解散で落選した山崎拓が2005年4月の衆院補欠選挙の候補者となったことを批判した。敵も多いにちがいない。

グレーゾーン金利を撤廃に動いたとき、金融庁が妥協案を出したことに反発し、金融担当政務官を辞任したことも記憶に新しい。

さてこの意志の強さ、悪く言えば思い込みの激しさが、幸運をもたらすか、災いとなるか。

「参院で民主党が勝ったことで、二大政党が各院でパンチ出し合えるし、国会に緊張感があって国民にとっていいことですよ」

やや饒舌すぎるのも気になるが、常にファイティングポーズをとるところははカッコいい。旧来の派閥を否定して、横のつながりで政策の一致する同志を結集できれば、将来、大化けする可能性はなくもなさそうだ。

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コメント

風も無いのにくるくる回る。非常に珍しい風見鶏氏。だって三菱だも~ん。
政治家に弱いのよ。既得特権維持するためなら、国家権力を使い、ライバルを抹消します。でも、いちいち面倒だから、放置しても、遊んでいても、利益を生み出す社会システムの構築を目指します。とにかく2番手と大差が欲しいの。だから「主人を圧勝させて下さい。」と泣き叫びます。中流がたくさんいたら、面白くないの。圧倒的な差を常につけて、貧富の差の拡大に努めます。あーこんな政治家いたら嫌だから、先生がんばって下さい。

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