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2008年1月 9日 (水)

秋山直紀氏の優雅な永田町パラサイト生活

 永田町がなせるワザなのか。僕たち庶民の社会常識とかけ離れた「パラサイトライフ」を秋山直紀は堪能しているようだ。
 
8日に開かれた参院外交防衛委員会は、質問者の生ぬるさに批判もあるが、少なくとも秋山参考人の頭の中に、あふれるほどのマル秘情報が隠されていることだけは、言葉の端々や表情から十分にうかがえた。

この日の質疑で明らかになったことを中心に、「秋山直紀の素顔」第2弾をまとめておきたい。

秋山は国会議事堂のすぐ裏手、緑の木立に包まれたマンション「パレ・ロワイヤル永田町」11階と9階にオフィスをかまえていて、11階の部屋に任意団体「安全保障議員協議会」と、アメリカの外交防衛コンサルタント「アドバック・インターナショナル社」の東京事務所が同居したかたちになっている。そのことはすでに書いたとおりである。

アドバック・インターナショナル社。これが、秋山にとってどういう意味を持つ会社なのかが、今回の参考人招致でかなりはっきりみえてきた。

いちおう、秋山はアドバック社の顧問という肩書である。顧問料は月に約100万円だという。しかし、単にそれだけではなさそうだ。

結論から書こう。おそらく、秋山個人の“裏ビジネス”に関わり、金銭の授受をするためのカンパニーがアドバック社ではないだろうか。

表看板として外務省管轄の社団法人「日米平和・文化交流協会」をかかげ、日米の防衛産業関係者や防衛族議員らをメンバーにして、講演やフォーラムなどの文化的活動をしているが、それは国の「安全保障」研究と同時に、暗黙のうちに会員相互の利益をはかる“装置”としての機能を果たしているのではないかと思われる。

アドバック社の創業者は米国の企業家、故フレデリック・ワイズマン氏で、現在の社長はドナルド・サイモン氏だと秋山氏は言う。

ところが、登記上、亡くなっているはずのフレデリック・ワイズマン氏がいまだに代表取締役である。

「亡くなった方を代表取締役とするのは、公正証書等原本不実記載となるのではないか」と民主党の浅尾議員は指摘した。

秋山は「創業者の名を残したかった」と答えている。つまり、実質的な経営者は秋山であり、彼にとって死者は邪魔にならぬ存在である。おそらく、ドナルド・サイモンという人物も、社長といいながら登記さえしていないのだから、どこまで権限のある人物なのかは疑問だ。

つまり、アドバック社は米国のコンサルタント会社の体裁をとっているが、実は秋山が自在に運営できる会社なのだろう。その証拠ともいえる、奇妙な事実が明らかになった。

秋山はかつて「パレ・ロワイヤル永田町」11階の103、4、6号室を所有していた。その一部を担保に、平成2年、軍需産業関連の某財閥系企業から、数億円の借金をした。ところが、そのカネはその後一切、返済されていない。秋山は「支払い不能になった」と言うが、自己破産などの手続きはおこなっていない。

平成6年には、さらにアドバック社から、同じマンションを担保に3億円を借金。その後、マンションは競売にかけられ、アドバック社が落札した。そして、なぜか現在のマンション所有権は米国の非営利団体、米国安全保障研究所に移っている。交流協会はこの団体と共催で過去に数回フォーラムを開催している。

米国安全保障研究所の所在地はワシントンだが、そこに事務所がない。実体のない団体、つまり秋山のダミー団体である可能性が強い。秋山は「一度訪ねたが、弁護士事務所と兼用していた記憶がある」とボカしている。

これらの事実を総合して推測すると、秋山は借金のカタチをとりながら、某財閥系企業から数億円を事実上、受け取ったのではないか。そして、実質的に自分の会社であるアドバック社から3億円を借りたカタチにして、返済不能ということで競売にかけた。アドバック社がそれを落札して、所有権を同じく秋山の団体である米国安全保障研究所に移した。

だとすれば、なんのことはない、秋山が受け取ったカネが、秋山関連の会社や団体をめぐっているだけなのだ。すべては、パレロワイヤル永田町の秋山の部屋で操作できる。

現に、秋山はパレロワイヤル永田町11階の部屋を今もそのまま事務所兼住居として使っているのだ。 

桜井議員は「結果的に借金を返済していない。今も所有者が代わっているが、住み続けている。これは秋山さんにカネが流れたのと同じだ」と追及した。

秋山は「「外形的にはそう思われることもあると思うが、そういう事実はない」」と半ば認めたような、苦しい弁明をした。

なぜ、秋山はこんな面倒なことをしてまで、自らのビジネスやカネの流れをベールに包もうとするのだろうか。この日はほかに彼が受け取った報酬1020万円の申告をしていない事実も明らかになった。秋山個人の税務上の操作なのか、それとも政治家への資金の流れがからんでいるのか。「防衛疑惑のキーパーソン」として、秋山の存在感はさらに高まったといえる。

 (敬称略)

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